真言宗修験(しゅげん)総本山醍醐寺の大本山。1300年前、役行者(えんのぎょうじゃ)が、湧き出る泉を発見し、これを龍の口と名付けほとりに八大龍王をお祀りしたといういい伝えが起源とされています。
延宝3年(1675)、大峯の地で修行中この地を訪れた円空が、栃尾の集落の小さな祠にこもって彫ったといわれる聖観音菩薩立像、大弁財天女立像、金剛童子像、護法神像の4体を安置する観音堂です。
山上川のほとり、標高約820m余りの高地に位置する山里で、関西の軽井沢とも。大峯信仰の拠点として栄え、多くの旅館・土産物店・御食事処が軒を連ねる温泉街です。
山上(さんじょう)川が川迫(こうせ)川に合流する辺りにできた渓谷。「みたらい」の名は、南朝の帝がミソギをしたといわれる伝説の地です。
日本三大大辨財天の筆頭とされ、水や芸能の神様としても有名です。