台高山脈「伊勢辻山」を源とし、大又川にそそぐ七つの滝の総称。水量豊かで美しい景観を造形しています。一帯は、日本三大人工美林のひとつであり、ニホンカモシカ、ニホンザルなど多くの動物が棲息しています。
丹生川上神社中社の境内にある、林業の繁栄を願い祭祀された神社。祭神は五十猛命(いそのたけるのみこと)で、林業の神として信仰されています。林業が盛んであった吉野の林業に携わる人々の厚い信仰を集めています。
日本では古来より立春から数えて「二百十日」を厄日と考えられています。その前祈祷として、村落の平穏無事を祈る踊り念仏のことを「祈祷念仏」といいます。
奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との境界にある山で、登山家たちの間では「近畿のマッターホルン」とも。標高は1,249m。山頂の「高角(たかすみ)神社」には祭神として「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」「八咫烏建津命(やたがらすたけつぬみのみこと)」も祀られています。
豊臣秀吉が1598年醍醐寺で開いた花見に、宝蔵寺より桜を取り寄せられたといわれており、秀吉が眺めた桜と関係のある桜がこの地に咲き続けています。
四季の美しさから多くの文人を魅了してきた里。日帰りでも楽しめるたかすみ温泉には、薪風呂や桧風呂などもあります。