土倉庄三郎は、林業の発展に大きく貢献しました。彼の考えた「土倉式」造林法は、「超密植・多間伐」という画期的な方式で良質な杉材を多く作り出しました。その功績を称え屋敷跡に銅像が建立されています。
土倉庄三郎は、私財を投じて小学校を開校させたり、さまざまな方面で社会に貢献した功績を讃えるため、大正10年(1921年)、林業博士・本多静六氏の呼びかけで、生誕の地大滝の岩盤に碑が彫られました。
室町時代、蓮如上人が吉野地方の布教の拠点として建立した寺。同時代の吉野林業の担い手であった杣人※たちの心の拠り所でした。枯山水の庭園は、県指定文化財(庭園見学、要予約)に登録されています。 ※そまびと。杣木を切ったり運び出したりする人。きこり。
大陸から伝えられた製紙技術は、水に恵まれた国栖(くず)地区で、和紙を漉(す)く職人が多く集住し、様々な和紙が漉かれて発展しました。
龍門は古代の貴族たちにとって、別世界の空気が流れている場所で、吉野の自然を崇拝していた修行者たちが修行の場として利用していました。
源流の森を体感できるジオラマや、川の生き物に出会える大型水槽など、川上村 の自然を遊びながら学ぷことができます。
吉野材センタ−の一角にあり、吉野の杉や桧を使ったさまざまな日用品や、樹齢60年~200年の杉などが展示されています。