池神社と親子杉・夫婦杉

下北山村
池神社と親子杉・夫婦杉
水神の怒りを鎮めた役行者(えんぎょうじゃ)ゆかりの地

「役行者」が開いたとされる池神社のご神体は、正面にある明神池(みょうじんいけ)です。周囲がおよそ1キロメートルある奈良県内最大の天然池です。大昔に突然池から恐ろしい地鳴りのような音が鳴り、水面が荒れ狂いだしたとき、役行者が三日三晩の祈祷で水神の怒りを鎮めたといいます。親子杉・夫婦杉などの杉の大木に囲まれた場所には“神域の木を伐ると祟りがある”との言い伝えも残り、人々の信仰の形を今に伝えます。

文化財データ

名称
池神社と親子杉・夫婦杉
よみかた
いけじんじゃとおやこすぎ・めおとすぎ
ジャンル
構成文化財
住所
奈良県吉野郡下北山村大字池峰

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