シシンラン群落

上北山村
シシンラン群落
絶滅が危惧される希少植物の自生最北限

シシンランは、本州南部暖地産の着生常緑植物で、ツクバネ樫に着生するイワタバコ科の植物。7 月頃に、直径3cm程の可憐な白い花を咲かせます。上北山村の水分(みくまり)神社(1450 年代創建)境内の老木に着生するシシンランは、自生の最北限であるとされます。国指定の天然記念物かつレッドリストにも掲載される希少な植物で、同じく天然記念物かつ絶滅危惧種である小型の蝶「ゴイシツバメシジミ」の幼虫の餌になります。

文化財データ

名称
シシンラン群落
よみかた
ししんらんぐんらく
ジャンル
構成文化財
住所
奈良県吉野郡上北山村

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