祭りごとには欠かせない、お祝い料理
朴の葉寿司は、江戸時代中期、紀州の殿様が熊野の漁師に年貢を課したため漁師はお金を捻出するのに夏鯖を塩でしめ吉野川筋の村に売りに来ました。ちょうど夏祭りと重なり、お祭りのごちそうとして旧暦5月の節句(6月5日)などの夏の祭事に、握った米の上に生鯖の切り身をのせ、これを朴の葉で包んだものが起源となっています。朴の葉のすがすがしい森の香りがし、防腐作用によって日持ちが可能となっています。
朴の葉寿司
下市町黒滝村天川村東吉野村
文化財データ
- 名称
- 朴の葉寿司
- よみかた
- ほうのはずし
- ジャンル
- 構成文化財
- その他
- 公式サイト:http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/kyoudo-ryouri/16kyoudo-ryouri.html#k-susi