端午の節句には欠かせない伝統菓子
東吉野村・川上村では、こいのぼりの立つ5月から6月にかけて、ちまきや、でんがらを作る風習があります。どちらも、男の子の立身出世を祈って端午の節句に作られました。粽はアセの葉などで包み、でんがらは朴の葉で包まれています。粽とでんがらは、その形から男のシンボルを象ったものとも伝えられています。また、現在作られるお餅は米粉と餅米粉が主ですが、昔はとうきびを粉砕したものが主でした。
粽とでんがら
川上村東吉野村
文化財データ
- 名称
- 粽とでんがら
- よみかた
- ちまきとでんがら
- ジャンル
- 構成文化財
- その他
- 公式サイト:http://www.nara-shokubunka.jp/yamato/14-10.html