修験道(しゅげんどう)の根本道場だった「山の正倉院」
金剛蔵王大権現(ざおうだいごんげん)を本尊とする、国重要文化財の寺院。天武天皇元年(672年)役行者(えんのぎょうじゃ)が苦行ののちに金剛蔵王大権現を感得し、蔵王堂を建立したのにはじまると伝えられています。修験道の根本道場であり、我が国の中でも最高所級の場所に所在する重要文化財です。元禄4年(1691年)に再建され、毎年5月3日に戸開式、9月23日に戸閉式が行われます。また、これまでに発見された数々の遺物から「山の正倉院」とも呼ばれます。
大峰山寺
天川村
文化財データ
- 名称
- 大峰山寺
- よみかた
- おおみねさんじ
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡天川村大字洞川703
- お問い合わせ
- 0747-64-0001 (真言宗醍醐派大本山 大峯山 龍泉寺)
- その他
- 公式サイト:http://www3.pref.nara.jp/kankou/1170.htm