土倉翁屋敷跡

川上村
土倉翁屋敷跡
吉野林業を大きく発展させた造林王生誕の地

吉野林業の中心地である川上村に、山林地主の長男として生まれた土倉庄三郎(どぐらしょうざぶろう:1840年〜1917年)。彼は16歳で家業を継ぐと、林業の発展に大きく貢献しました。彼が生み出した、後に「土倉式」と呼ばれる造林法は、通常の3倍近い本数の苗を植え、何度も間伐を繰り返すことで、高さと強さをあわせ持つ良質な杉材を作り出す「超密植・多間伐」という画期的な方式。その功績を称え、屋敷跡に銅像が建立されています。

文化財データ

名称
土倉翁屋敷跡
よみかた
どぐらおうやしきあと
ジャンル
構成文化財
住所
奈良県吉野郡川上村大字大滝36-1

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