凛とした空気の中に古代より鳴り響く鈴の音色
応神天皇時代に起源を持つ神事で、今もなお伝えられています。毎年旧正月十四日に、吉野町南国栖の天武天皇を祀る浄見原神社で行われます。凛と空気の澄んだ早朝から精進潔斎(しょうじんけっさい)をした「翁筋」といわれる家筋の男性、舞翁二人、笛翁四人、鼓翁一人、歌翁五人が神職に導かれて舞殿に登場。朗々とした歌翁の声とともに、舞翁の振る鈴の音が冷えきった空気にこだまして、参拝者の胸に古代の息吹をよみがえらせてくれます。
国栖奏
吉野町
文化財データ
- 名称
- 国栖奏
- よみかた
- くずそう
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡吉野町大字南国栖
- その他
- 公式サイト:http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/welcome/year-event/kuzusou.html