前鬼集落跡

下北山村
前鬼集落跡
鬼が住み 鬼が営む宿坊

村の北部、大峰山脈の麓に位置し、大峰山中の修験者(しゅげんじゃ)の先達を務めた由緒ある集落。前鬼は、約1300年前に夫婦の「鬼」であった「前鬼(ぜんき)」「後鬼(ごき)」が住み着いた地。修験道(しゅげんどう)の開祖である「役行者(えんのぎょうじゃ)」に、大峯奥駈修行をする修験者(しゅげんじゃ)たちの道案内や道の整備、食料の供給などを託されていました。明治半ばまで彼らの子孫の5つの宿坊があり、石垣などによって平坦地を造成した景観は、吉野の山地で営まれた集落の姿をひっそりと伝えています。

文化財データ

名称
前鬼集落跡
よみかた
ぜんきしゅうらくあと
ジャンル
構成文化財
住所
奈良県吉野郡下北山村大字前鬼

複製転載を含む、無断での一切の利用を禁じます。

このページの上部へ移動