罔象女神が祀られる趣ある神社
天武天皇白鳳4年(675年)の創祀で、水神「罔象女神」(みづはのめのかみ)を祀っています。本殿は江戸時代文政12年(1829年)の造替で、東殿・左殿と共に東吉野村の文化財に指定されています。又、瑞垣内にある石燈は、国の重要文化財に指定されています。御祭神「罔象女神」は、水一切を司る神様で水利、雨師の神として信仰され、平安時代には、22社の1社に列せられていました。五穀の豊穣に、特に旱(ひでり)続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど、事あるごとに心からなる朝野の信仰を捧げ、水神のご加護を祈ってきました。
丹生川上神社中社
東吉野村
文化財データ
- 名称
- 丹生川上神社中社
- よみかた
- にうかわかみじんじゃなかしゃ
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
- お問い合わせ
- 0746-42-0032