明治の吉野林業を伝えるモダン建築
建物は明治43年、吉野材木黒滝郷同業組合事務所として建てられた洋風木造建築。大正2年から黒滝村の役場として60年余り利用されてきました。現在は2階が吉野林業に関する資料を集めた「民俗資料館」として活用され、樽丸づくりの道具(県指定)が展示され、庭には和歌山にあった黒滝材の貯木場の祈念碑が移設されています。平成7年に同村中戸から現在の地へ移築する際、念入りに修理もされたため建築後95年になるとは思えないモダン建築を見ることができます。
黒滝村旧役場庁舎
黒滝村
文化財データ
- 名称
- 黒滝村旧役場庁舎
- よみかた
- くろたきむらきゅうやくばちょうしゃ
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡黒滝村大字粟飯谷1( 黒滝・森物語村)
- お問い合わせ
- 0747-62-2770
- その他
- 営業時間:9:00〜16:00