修験道(しゅげんどう)の道場ともされた格式高い寺
奈良県吉野郡黒滝村にある真言宗鳳閣寺派の本山。吉野山の南に位置する黒滝村は、修験道との関わりが深く、大峯山修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が、白鳳6年(672年)に勅命により国家安泰の祈願道場として開山したことにはじまります。その後、修験道中興の祖理源大師聖宝が寛平7年(895年)に鳳閣寺を開き、修験の拠点としました。旧境内には修験道を再興した理源大師の廟塔があり、本堂には山伏姿の理源大師像が祀られています。
鳳閣寺
黒滝村
文化財データ
- 名称
- 鳳閣寺
- よみかた
- ほうかくじ
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡黒滝村大字鳥住90番地
- その他
- 公式サイト:http://www.vill.kurotaki.nara.jp/service/education/cultural-properties.html