山々を守る木霊の社
丹生川上神社の境内にある、林業の繁栄を願い祭祀された神社。祭神は五十猛命(いそのたけるのみこと)。五十猛命は須佐之男命の御子神で、木種をもって天降り、大八洲国をことごとく青山にしたといい、又、『古事記』に登場する大屋毘古神(おほやびこ)と同一神とされ、林業の神として信仰されています。林業が盛んであった吉野の林業に携わる人々の篤い信仰を集めています。当時から今もなお、萬樹緑濃い小牟漏岳の麓にひっそりと鎮座しています。
木霊神社
東吉野村
文化財データ
- 名称
- 木霊神社
- よみかた
- こだまじんじゃ
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968 ( 丹生川上神社中社境内)
- お問い合わせ
- 0746-42-0032