三之公川トガサワラ原始林

川上村
三之公川トガサワラ原始林
生きた化石とも呼ばれる貴重な種の原始林

トガサワラは、第三期から第四期前半の比較的温暖な時代に、北半球に多く繁栄したマツ科の針葉樹の一種で、現在は紀伊半島と四国南部のごく一部に見られる日本固有種です。「材がサワラに似たトガ(ツガ)」ということからこの名になったようです。トガサワラ属は、現生種では北アメリカと東アジアの4種が知られているのみで、「生きた化石」と言われます。「三之公川トガサワラ原始林」は、国の天然記念物に指定されています。

文化財データ

名称
三之公川トガサワラ原始林
よみかた
さんのこうがわとがさわらげんしりん
ジャンル
構成文化財
住所
奈良県吉野郡川上村大字神之谷

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