約50メートルの崖に彫られた造林王記念の碑
土倉庄三郎は、土倉式造林法の開発や吉野川の改修・道路の整備など吉野造林の発展に大きく寄与しただけでなく、私財を投じて小学校を川上村に開校させたり、同志社大や日本女子大の設立にあたって多額の寄付を行うなど、様々な方面で社会に貢献しました。その功績を讃えるため、庄三郎没後間もない大正10年(1921年)、林業博士・本多静六氏の呼びかけにより、彼が生まれ育った大滝の岩壁に碑が彫られました。
「土倉翁造林頌徳記念」岩壁碑文
川上村
文化財データ
- 名称
- 「土倉翁造林頌徳記念」岩壁碑文
- よみかた
- どぐらおうぞうりんしょうとくきねんがんぺきひぶん
- ジャンル
- 構成文化財
- 住所
- 奈良県吉野郡川上村大字大滝(大滝郵便局の近く)